大学生の僕は、ある、工場で、アルバイトをしています。ちょっとした製品の袋詰めや、力仕事要員です。別にやりがいなどというものはまったくありません。ただ、生活とこづかいのためにその仕事をやっているという感じでした。それに、一番いいのは、時給がなかなかいいことなのです。正直言って、確かに、荷物を運ぶときは、かなりの重さを運ぶときもあります。大量に注文が入ったときは、もう、汗みずくで働かなければなりません。でも、だからこそ、それなりの時給がもらえているのです。でも、僕たちの中で一人だけ違う考えの人がいました。その人は、会社設立のために、資金をかせいでいるというのです。もう、彼は本当にアグレッシブで、僕と同じ時期にバイトに入ったのですが、僕とは違って、すぐに、社員にも認められて、バイトの中の中心人物となっていたのです。正直、すごいなと思います。彼はいつか自分の会社を作ることが夢なのだそうです。どんな会社かは、まだ、一本化していないようですが、それでも、会社を作るという部分だけはぶれる気配はまったくないようです。僕としては、それはそれでうらやましいなと思っています。彼のような目的があってバイトをしているのと比べて、僕としては本当に情けなくなってしまいます。`